キャバクラでボーイの仕事をしてみたいという男性は、ボーイがどのような仕事をしているのか知りたいですよね。
キャバクラのボーイは、どのように1日の仕事をこなしているのでしょうか。 この記事では、キャバクラのボーイが行っている1日の仕事の流れを、開店前、営業中、閉店後の3つに分けてご紹介していきます。
キャバクラのボーイの1日の仕事は、開店前から始まります。
まず、ボーイはフロアを隅々まで清掃します。 ガラスや鏡は指紋も付かないようピカピカに磨き、テーブルやソファを拭いて、フロアには掃除機をかけます。フロアだけでなく、女子トイレや更衣室の清掃もボーイの仕事です。お客様やキャバ嬢が気持ちよく過ごせるよう、店内をきれいに清掃しなくてはいけません。
そして、グラスや灰皿などもきれいにし、テーブルに水割りセットや灰皿などをセッティングします。また、おしぼりの準備もボーイの仕事です。冷たいおしぼりは冷蔵庫、温かいおしぼりはウォーマーに入れ、乾いたおしぼりも用意しておきます。
キャバクラの営業に欠かせないお酒の搬入や、オードブルやフルーツ盛りの準備もします。お客様のオーダーにいつでも応えられるようにしておくのです。
また、不足しがちな乾きものの買い出しや、トイレットペーパーや領収書など備品の買い出しにも行きます。営業中はとても忙しいので、営業中に困らないよう、1日の初めにしっかりと準備をしておくことが大切です。
では開店後のボーイにはどのような仕事が待っているのでしょうか。
営業中にやるべきボーイの仕事はたくさんあるため、忙しく立ち回ることになります。そんな営業中のボーイの主な仕事は、次のような業務です。
ボーイの1日の仕事のうち、営業中はお客様のご案内をします。
来店したお客様を、黒服の指示に従って席へ誘導したり、トイレに立つお客様をご案内したり、お帰りの際にはお見送りもします。 また、営業中の電話に対応するのもボーイの仕事です。お客様からの問い合わせの電話を受けたり、来店中のお客様のためにタクシーや出前の手配をしたりします。
電話対応は顔が見えない分、電話の向こうのお客様に失礼のないよう、きちんとした対応をしなくてはいけません。
また、ボーイはキッチンに入りお客様に出すドリンクやフードの準備もします。
一気に注文が入ることもあり、キッチン内では忙しく立ち回ることが多いでしょう。そんな中で食材が足りないといったことがあるとさらに大変なので、開店前にしっかり準備をしておくことが大切になってきます。
そして、ドリンクやフードを席へと配膳するのもまた、ボーイの仕事です。ただ運べばよいというものではなく、そつなく優雅に配膳することを心がけます。席へ配膳すると、お客様からタバコの買い出しなどを頼まれることもあり、その際には急いで買いに走らなくてはいけません。
このように、営業中のボーイの仕事は多岐にわたりますので、忙しいのが普通です。
営業中、忙しく働いていたボーイですが、閉店後にもまだまだやるべき仕事が待っています。
お客様が帰った後には、テーブルの上の食器や灰皿などをすべて片づけます。その際には、忘れ物や落し物がある場合もあるので、テーブル周辺をチェックすることも大切です。 テーブルを片づけたらきれいに拭きますが、テーブルだけでなくソファが汚れていることもあるので確認し、その日の汚れはその日のうちに拭いておくと、翌日の掃除がラクになります。
また、片づけた食器やグラスなどの洗い物をするのもボーイの仕事です。ピカピカに洗って棚へとしまいます。
最後に、キャバ嬢の送迎という大役もあります。
ただこれはキャバクラの店によって異なり、キャバ嬢の送迎もボーイの1日の仕事に含まれる場合があるというだけで、店によってはボーイの仕事ではないところもあります。
キャバ嬢の送迎を行う場合は、事故のないよう気をつけて運転し、キャバ嬢を家まで送り届けます。
この記事では、キャバクラでのボーイの1日の仕事の流れを、開店前、営業中、閉店後の3つに分けてご紹介しました。
キャバクラでのボーイの1日の仕事は、開店前から開店後まで多岐にわたり、縁の下の力持ちとしての役割が大きいことがわかったのではないでしょうか。またボーイは接客業でもあるので、おもてなしの精神によって、より良い仕事ができます。
キャバクラでボーイとして働いてみたいという男性は、ぜひこの記事を参考にして検討してみてはいかがでしょうか。